朝鮮戦争と李承晩
生まれるはるか前、既に歴史の一部で詳細はwikipediaなんかを見ないと分からない話なんですが、朝鮮戦争が勃発した原因がそもそも李承晩の行動にあるというのが一般的な見解であるらしい。
簡単にいえば、北朝鮮と威嚇をしあっているような状態であるのに、なぜか当時の韓国軍は全軍を南に集結させていたがゆえに、北の方で奇襲を食らったという内容。
アメリカ軍も李承晩の言動その他の影響によって朝鮮半島から離れ気味な状態にあって、北の金日成が「アメリカが朝鮮半島の南北の戦いに介入しないのでは」と言うあたりをつけて攻め込んだっぽい話が書いてある。
まあ、なんにしろ結果的には朝鮮戦争は始まり、国連軍が投入され、日本では朝鮮特需があった、というのが一般的に習う歴史なのだけれど、問題はなぜ韓国軍が南に集結していたかなんだよね。
李承晩は対馬へ攻め込もうとしていた!
ということであるらしい。
当時は憲法9条の恩恵で、日本には自国を守る「軍隊」が存在していない。なお警察予備隊は朝鮮戦争ぼっ発後にできている。
連合国軍が駐留していたけれど、李承晩は前年「対馬は韓国のものだ」と宣言しており、まあそのまま攻め込まれていたら確実に対馬は今の竹島の様な状態になっていただろう。
李承晩ラインなんていうのを引いてめちゃくちゃをやり、しかも竹島、波浪島は言うに及ばず、対馬までも日本ではなく韓国の領土であると主張した、まあ日本から見たら典型的な外患の狂人に近い人なのであるが、韓国で今は親日扱いであるというからわからないものである。
結果的には朝鮮戦争がおこり、「対馬に攻めてくるのではないか」というのは懸念で終わったのだが、もしもそうではなかったら、日本の第9条を守る人が日本に関して自慢する、日本は紛争にかかわらない平和な国だ、という内容はあるけど、まあ1950年代にはそうそうにそれを捨てなければならなかったタイミングがあったかもしれないんだよね。
別に背後から攻め込んだ北朝鮮に感謝とかそういうことはないけれども(少なくとも金日成主義の時代は…)、敵の敵は味方って言う典型的な例を見た感じがする。
しかし波浪島。
当初は日本海にある謎の島と主張し、ある時から突如東シナ海にあると主張し中国と火花を散らしている。
まあ歴史的根拠なんか捏造する国なのでどうとでもなると考えているところが恐ろしく、いつそれが実は日本海側だ、日本の○○島だ、歴史的証拠なんか関係なく感情の問題だ、と主張を変えるんじゃないかと恐怖するべきところではあると思う。決して笑えない。
そうそう朝鮮戦争と言えば、結構有名な韓国側の英雄がいます。
白善菀
この人は活躍もさながら国連軍、こと米軍の信頼を得たという意味で重要な人物ですね。
韓国内では「親日」だから高評価できないってさ。
向こうの恥の文化はそういうものであるらしい。