しかしまあ久々にブログ更新なんかやってるのもあれですが、どうも日本語能力とか知識に陰りが出てる気がしたのでそんなリハビリがてらというのはともかく、


 先の冗長な火力発電所話のまとめを書くと、


 火力発電所の燃料の価格高騰の話の原因は天然ガスである。
 石油は火力発電所の発電量として10.7%ぐらいでした(2010)。
 つまり石油は発電においては既に脇役になっていた。


 原油価格が高騰しているから火力発電所の燃料価格も上昇、という考え方は、原油つまり石油が発電におけるメインではないのだから短絡すぎる、のですが、日本と天然ガス供給国・会社との契約で原油価格と連動した変動価格を採用しているので、完全に間違っているわけではない。


 近年この連動する契約更新の時期が来ており、諸外国でもこのルールは適用しないことになっていることから、今後発電にかかる燃料費が大幅に抑えられる可能性がある。


以上です。


 後は補足としてですがシェールガスなんかの話もでていますが、これも天然ガスの一種。
 日本では天然ガスの輸入価格が跳ね上がってるのにアメリカなんかはむしろ下がっているのはこのシェールガスで安定供給されているからか、とおもったら最近またアメリカで価格が上がったり。
 メタンハイドレートはつい最近のニュースなんですが
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130313/biz13031300120000-n1.htm

いまの技術では高値で知られる日本の液化天然ガス(LNG)の輸入価格と比べても3倍以上の開きがあるとされる。

さしあたって天然ガスは震災前より約2倍、その3倍だからたしかにコストは厳しい感じで、さらに安いアメリカのシェールガスの輸入を考えると(ページ参照によるとメタンハイドレートは50ドルBTUぐらいが予測で、現在の日本の天然ガス15ドルBTU、アメリカ国内で3ドルBTU、ただし別ページの試算だが輸送費を考えると3ドルのままではありえず10ぐらいとも)厳しいともいわれる。
 また、火力発電所の燃料に関しても技術革新が進んでいるので、今後に期待というか研究社頑張れ的な