SNS?SIM?

 SNSと一般でよくつかわれているけど、これはソーシャルネットワークサービス。最初なんかの企業名かと思っていたら、ものすごく広い意味で、なんというのかな、各インターネット会社が提供しうるインターネットサービス?我々個人がインターネットを利用する掲示板やブログ、ツイッター?そういう我々が、インターネットに繋いで、何をしたいのか、何ができるのか、のインフラみたいなもので確かに一言では説明しずらいゆえにSNSとひとくくりにしてよく使う言葉になっている。
 「インターネットのインフラ」と言いたいのだけど、こうするとハードウェア的な意味合いですでに利用されているから「インターネット内でのインフラ」とか使えると従来の言葉で対応できそうなんだけどな。


 というわけでこれからも新しいSNSができれば利便性がひろがるので、あらゆるもの、たとえばケータイ然り、格安パソコン然りでSNS次第だったりします。


 で、時期を逃した感があるけど、SIM。
 拡散力場とか発音的には「シミュ」だぞとかそういう世界の話ではなく、簡単にいえば利用者特定のICのことで、我々がもっぱら話題にするのはSIMカード、すなわち携帯電話のまさに自分が使ってるんだぜって言う情報が詰め込まれているバッテリーパックのさらに後ろに入っているカードのことです。
 で、このSIMロック解除が最近の話題。


 なんだロックって。
 日本の通信事業者(通信キャリア)は各社ありますが、各社のSIMカードは相互に互換性がなく、たとえばA社の携帯に契約をしたらA社のSIMカードが提供され、A社用にメーカーから提供された携帯電話を使うことになります。
 これが通信キャリアB社との契約を変える際には、A社のSIMカードはA社に返還し、新たにB社からSIMカードを発行してもらい、メーカーからB社用に提供された携帯電話を使うことになります。
 この通信キャリア間での互換性がなくしていること=ロックってことです。


 同じ通信キャリア対応の携帯ならば、SIMカードをつけ替えることで自分の携帯電話として使えることがありますよね。それに比べて通信キャリアが違うと互換性がない、というのは不便だって話になるわけです。(同じキャリア対応の携帯でも、一つのSIMにしか対応しないSIMロックがかかっている場合この互換性すらありません)


 これを解除すると、同じSIMカード、同じ携帯の組み合わせで他のキャリアと契約を結んで携帯電話を使うことが可能になります。


 ユーザーにとって何が得なんだろう?
 結論を書くと日本国内から出ることのないユーザーにはほとんど恩恵なさそう。
 まず、キャリアを変えても電話番号を変えなくてもいい!!なんて携帯番号ポータビリティで数年前に実現している。これちなみにMNP。
 メールアドレスの互換性はドメインが絡むので、フリーメールのようなものがない限り無理。


 ってここまで書いてタイムアップか…
 ではまた。