草なぎ騒動完結編

 29日の「笑っていいとも」に出て、いいとも的に場違いなスーツ姿で最初にコメントを残し、普通に参加していましたね。
 すぐに裏の朝日テレビ系列に変えたら、同じく草なぎ剛の前日の復帰会見などをかぶせていましたが、まあ、今回の笑っていいともの注目度は半端なかっただろうなと。
 でも、少し見ていてなんとなく方針がわかりましたが、今回の笑っていいともでは、事件についてなどを触ることはないのだろうと。
 いつもの通り進行していくのだとわかって、途中から見てないや。


 思えば、ここで「生で」事件についてなど激白するとなれば、ただでさえとんでもない注目度の上に、下手をすると爆弾連発でいわゆる「祭再燃」のほか、結果としてフジテレビばかりを優遇することになるのは得策ではなかったのだろうと。


 っで、自分は増刊号に期待していましたが、やっぱ放送後の話はなかったみたいですね。


 今後の話として、スマスマは爆笑問題、でさらに次のぷっすまが注目と、まだまだ芸能界を牽引していくのだろうと思うと面白そうですね。


 とはいえだ、今回の騒動での不満は、草なぎ本人の知性を見てしまったところにある。
 今回の「オンタイム」という用語の使い方は、一般人は「リアルタイム」を使うところだったのだろうか、業界ではオンタイムという言葉を普通に使うんだ、と感心した部分であったのだけど、本当にそれだけだった。


 真っ正直な人間であることはわかったけど、ひねりがないし語彙力も感じられないし、いわゆる「ゆとり」型の味も素っ気もない言葉遣いと内容ばかりだったので(念のためだが、草なぎの世代は「ゆとり教育」時代には入っているが、その初期なのでいわゆる「ゆとり問題」が指摘される世代ではない。ゆとり教育っていったら、人にもよるけど80年代前半からという説がある事をふまえてだけど)、無難といえば無難だけど復帰に際して期待、高揚感は綺麗に流された感じがあるのが寂しかったというか何と言うか。
 おおすげー!!ってな劇場的なものを期待することが間違ってはいるのだけど、ファッションリーダー、カリスマの知的な発言を希望している身としては、あまりにも平易な言葉、小学生でも使える言葉、言葉ッ足らずな話し方は30越えている事を考えて納得がいかなかった。
 あれは20代前半なら許される発言だろ、と思わずに入られなかった。