本日の草なぎ事件まとめ

　よく考えてみると、和田アキ子女史の所には直接ジャニーズからの要請はなかったのだろうと。（他にはあったかもしれない）
　これは和田アキ子女史が、もし圧力があった場合、暗に圧力を認める発言をしかねないという信用のなさかもしれない・・・

　ま、ともかくだ、警察沙汰になった他、事件の内容から考えて、草なぎ剛氏の人格というか人間性・趣向・気質などに疑問点が入る余地がほとんど無く、絶頂期を続けるアイドルにしては天狗になったなどのウザさもなく、ジャニーズとしては、あるいは芸能人としては常に疑われているであろうクスリ関連にも手を染めていないことが結局お墨付きで与えられることになり、かえって信用性が高まった気がしないでもない事件であったのではないか。

　いろいろ流される噂としては「例のバーニングが仕掛けた・・・」辺りは芸能界内に吹き荒れる政治的な動きとしては有り得ない話でも無いとは思うが、出てきた結論としては、貶めるには材料が足りなすぎる、トドメがない、むしろＳＭＡＰの足場が固まったとさえ思える展開という意味では、あまりにもお粗末すぎて、陰謀説を唱えるのは無理があるだろう。
　ジャニーズの政治力に関しても、ＮＨＫに無視されるのかという点では、思ったほどの傍若無人さでもないことも判明した感じもするわな。

　それにしてもだ、３日間もあらゆる社会情報を報道するニュースに於いてさえもトップニュースとして扱った割にはあまりにも軽微な事件というこの不釣り合いさは、一体どこから派生してきているのだろうかと思う。
　一つは2chを初めとする掲示板の存在だろう。
　あること無いこと、無いこと無いことが書き込まれ情報まみれになり興味を少しでも持った人を巻き込んでいく。
　いやがおうにも、注目度を惹きつけていき、もちろんメディア側もその流れを逐一把握しているだろう。
　情報を得たいという人々の需要がインターネットの掲示板で顕在化し、情報を発信したいという側がそれを受けて流すという形が成り立ったのではないだろうか。

　和田アキ子が番組内で言ったとおり「こんなん、ここにいる人たちは既に詳しく知っているでしょ」と事件経過説明の始まりに突っ込んでいたが、確かにそのぐらい多くの情報が即座に流れ共有されるに至っている。
　インターネットの傍らでテレビを見ていて感じたが、この速報性が高い内容の報道は本当にシナリオが全くない演劇を見るようだった。
　そこには、事件が起きるという「起」があり、詳細が流される「承」、家宅捜索をうけるという「転」、釈放され記者会見をするという「結」、しかしまだこの劇は終わっていない、むしろ、とんでもないシナリオへと発展するかもしれないのである。

　絶対に止めなければならない流れとしては、精神的に弱いんじゃないかと見られる草なぎだけに自殺の選択肢。
　結構ありがちすぎて怖い。

　そして２９日にＳＭＡＰメンバーで話し合いがもたれる。
　解散の選択肢は用意されているのだろうか。
　謹慎期間をどのように設定するのだろうか。
　現在の所、擁護に回ることの多いマスコミ、コメンテーターも、どの瞬間をもって、どの情報をもってアンチに豹変し不都合な情報を流すとも限らない。
　ニュース量こそ減り緊急性こそ少なくなったが、予断を許さない状況はまだ続いているのである。

　何々、ジャニヲタがテロ予告？
　そう、周辺への波及は終わってはいないようなのである。

　今後のイベント予定としては、明日月曜日のワイドショーのハシゴ、笑っていいともでのユースケ・サンタマリアと香取慎吾。
　夜にはスマスマ。
　水曜笑っていいともの爆笑問題太田。
　などが気になるところだろう。
　明日はどっちだ！