続・ダーウィン
「種の起源」が出されて150年でもあるけど、ダーウィン生誕200年目でもあるんだね。
教育テレビで少しだけ扱っていましたが、この本以降によく使われるようになったアブダクション(仮説推論)についてのコメントがメインでしたね。
あと「進化論その他の仮説を人間に当てはめることは出来ない」「宗教・哲学でフォロー」のようなことを述べていましたが、あれだなヒトラーとかナチスの話が絡んでくるんだろうなと。
でも他方で、前に染色体とかの話のついでに精子の特集をやっていたけど、人間は一夫一婦制が古来からある故にか、精子の動きがめちゃくちゃ遅い話をやっていた。
比較のチンパンジーがもうすごかったもんな。(人間の精子が大都市の早朝の風景、ピンと引き締まった空気・光っていないネオン・舞うゴミ・ベンチでうつむいて座っている人・店の前を掃除をする人、ってなイメージだとしたら、チンパンジーの精子は東京のラッシュアワー七時半って感じ)
あれは長い自然淘汰を行わなかった歴史ではないか、不妊治療を行っているのはそれを助長するのではないか、ってなメッセージがかいま見えたんだけど、アレは怖かったわ。