相撲:デーモン閣下登場2007年1月14日

 事前のNHKのHPには向こう正面での登場と言うことだったのだが、登場は幕内の4時からで放送席でした。


 っで、岩佐アナ、デーモン小暮閣下高砂親方朝潮の並びでの解説ということになりましたが・・・
 2ch情報だけど、どうもこの前の紅白歌合戦におけるDJ OZMAの件で締め付けが厳しくなっているようで、デーモン節をあまり炸裂できなかったようだ。


 去年が神懸かってたもんだから余計期待してしまうんだよね。>http://d.hatena.ne.jp/ataualpha/20060115


 まず個人的に今回のマイナス点を挙げていくと、

  • 安馬が凹んでた。
  • 話をするときの癖だけど、閣下は最初のマクラがやや長いので実況向きじゃない部分が顕著だった。
  • 朝潮の解説と真逆の結論をぶつけたもんだから一時ピリピリしてた。
  • 岩佐アナがかなり場を制しての解説となっていた。ちょっとやりすぎだったかも。
  • デーモン小暮閣下高砂親方もそして岩佐アナも話し出したら止まらないだろう人物ばかり並んでの解説だったので時間がせわしなさ過ぎ

 ぐらいかな。
 各相撲力士に関して、しっかりとした説明が出来ていて、一人一人の扱いが面白かったので、久々ながらみたのですがやはり相撲は面白いと思いました。
 デーモン小暮閣下「相撲関連で初めて仕事を断った」
 朝潮も現役の頃は知ってましたが、アマ時代の活躍については知らなかったので興味深かった。
 今回の一番の聞き所は「前に出る」ことの重要性の解説で、閣下が話を振ったが故に高砂親方が熱弁をふるい、またその後も重要さを確認する流れになりました。
 りー〜〜〜ー〜〜〜〜〜ー〜〜〜
 白露山が勝ったときだと思うけど、一呼吸置いて寄り切ったとき、そのタイミングはどうはかるのかに対して、高砂親方は「自分の呼吸を整えて」「相手の呼吸なんかに合わせない」といったのに対し、「先代の若乃花親方は『相手の呼吸で吸ったときに』・・・」などの話を持ち出して反論するものだから、高砂親方がムキになって理論を述べていました。
 その後少しピリピリしていたのはちょっといただけなかったですが、それでも話を引き出せたという点では視聴者としては満足だったかなと。
 高砂親方のプライドをみることが出来た感じ。
 安馬は結果的に正面から当たらなかったことをなじってしまったことになって、最初苦笑いして話していましたが最後は凹んでましたね。アレはかわいそうだった。
 琴欧州白鵬の怪我とその影響に関する解説は見事。
 本来岩佐アナも相撲大好きの人なのでおそらく閣下にいろいろ話をさせたかったのだろうけど(いちいちフォローしていたのは彼らしさだと思う)、今回はちょっと雰囲気が違いました。
 この前の不祥事がらみで締め付けがあったことを彷彿とさせましたね。
 てか、結局2時間程度なんだが、あかん、短すぎる。相撲の取り組みがガンガン行われることがこんなに厄介に思うことはなかった。
 3人とも一つの相撲にいくらでも語ることがあるメンバーであるが故に、目の前の相撲以外の内容などに目移りしてしまって、結果として良くなかった部分が多かった。
 もったいなさ過ぎだったな。次回は1時から参加にして欲しい。


 あと相撲内容を少し。千代大海は突っ張り一辺倒のイメージがあったけど、ああいう若者相手はマジで貫禄を見せつけますね。明らかなヒールぶりがいい。
 豊真将だったと思うけどしっかりと礼をしての退場は好感が持てた。
 高見盛は、確かに面白いんだよな。でも強いのが良いね。
 朝青龍が勝った後吹っ飛ばしたのはいただけなかったが、一昨日きやがれ!もっと強くなれ!って感じにもとれて面白かった。


 隆の里vs千代の富士の相撲はみれて感動。コレはすごいわ。
 高砂親方も絶賛していましたが、かいな力が千代の富士以上だった話とか、ま、ともかくすごく力強い相撲でした。 


 そうそう、放送中岩佐アナはデーモンさんと呼んでいましたが、最後だけ閣下と呼んでいました。
「ああ、デーモンさんと呼んでるなぁ」と思ってて最後だけそう呼んだのでおもろかったね。


 あと2chの実況の残骸をみたんだけど、玉春日ハルヒと呼ぶのはいかがかと思った。