北朝鮮制裁

 拉致された人の全ての所在が分かったわけではない→経済制裁


 というのが現在の日本の政治方針である。
 もちろんもう一つの理由には、日本の領土を飛び越えていくロケットミサイルの話も絡んでいるし、北朝鮮が偽札を偽造しているだの麻薬を販売しているなどの確定的ではない理由も否定はしないが、一時期から現在に至るまでの経済制裁を実行した理由は拉致をしたことを認め、でも拉致された人の一部の所在が不明であることが理由のようだ。


 そのー、日本には平和主義者とか、憲法九条を死守して戦争を起こせない国にするとか、あまつさえ非武装地域宣言とか無茶なことを言っている人たちがいるんだけれども、その精神とこの経済制裁をすることを容認することってのはバランスがとれているのだろうか?


 それとも、上記の奴らってのは、暴力さえふるわなければ相手にどのような罵声を浴びせても、いかなる意地悪をしてもいい、解決に「自分から」武力さえ使わなければナンノ問題もない、と考えている奴らなのだろうか?


 どうも、北朝鮮経済制裁することを賛同する人たちの考え方が全く理解できないわけですよ。
 何それは、遺恨とかその手の理由なんでしょうか。
 国と国の関係なんて言うのをそのような対人関係で考えるのはいささかではなくおかしいと思うんだけど、マジで全然違う論理世界に住んでいる人たちがやっているのかと思うほどおかしなことだと思うわけで、ずっと意味不明だったんだなこれが。