民主圧勝。

 自分は当然自民党に投票しました。
 理由は、
 1,麻生総裁の悪い所のメインが、漢字が読めないことだけであったこと。
 2,見放送を「民主」と「自民」を聞き比べたら、自民党の方が賛同できる意見が多かったこと。
 3,アメリカとの関係を考えたとき民主では不安があったこと。


 自民の麻生さんが言った内容の中で必要ないと思ったのは北朝鮮への制裁の話。これ、どこ向けに受けが良いのか解らないけど、拉致被害者家族会?ま、ともかくいらないわー。
 とはいえ、結果は民主圧勝か。・・・参議院こうなると必要ないんじゃね?とかそういう所は置いておいて・・・


 ま、正直、民主と自民なら対して代わらないだろうなと思っています。
 そもそも、自民党民主党も思想的統制がとれた政党ではないために、中身に左派・右派が混在しており、そのバランスによってこれからも政治が行われることは解っているので、ま、人々の生活向上を目指してがんばってくださいというのが思いでありますね。


 ・・・社民と連立とか、それはやめて欲しい。


 実際の所、アメリカとの関係が冷え切ったりすると、日本大丈夫かって話になるんだが、借金云々で持ちつ持たれつだから大丈夫なのかねぇ・・・


 おっと、先の日記で書いた幸福実現党が面白いという話を書いておきます。
 ここの政党が忌避される理由は当然、単独の宗教団体の政党であることで、宗教団体=カルト→準圧力団体or反社会的団体化予備軍、という非常に色眼鏡がかかったものの見方をするのが一般的であることが大きな理由で、その段階で拒否!という人がほとんどなのでしょう。
 実際の所、テロ行為は行わないとしても、準圧力団体としての行動は脅威であって、「信教の自由」だなんだと職場の前で騒がれた日には廃業まっしぐらに成りかねません。
 これは、創価学会を恐れる人々の心理でもあり、そういえば宗教団体ではないが某市の「反創価学会の団体」がやっていた圧力のかけ方は、マジで恐ろしいモノでした。
Youtubeでまだ見れるのだろうか・・・


 っと、それはともかく幸福実現党政見放送のポイントですが・・・
 まず、民主党自民党の公約のポイントは、政権をとったらこう変わる!っという非常に刹那的な利得を掲げていることです。
 小選挙区がなせる技なのか、非常に短期的な視野の内容を主軸に、「福祉を増大」を謳う、他方で「減税」「日本の借金を増やさないこと」を掲げるなど、特に前者の「福祉」と後者2つのバランスというのは非常に難しいことは火を見るより明らかでしょう。
 民主、自民のマニフェストに対し財源の問題が挙げられていることも何度も報道がなされていますね。
 他方で幸福実現党政見放送は違いました。減税と福祉を減らすこと。
 この2つは非常に並びの良い物であり、そのあたりまさに論理的に正しい内容が掲げられていました。
 そう、日本の莫大な借金を減らすこと、これ以上増やしたらやばいぞって言う所を前面に押し立てているんです。
 この内容の前には、民主自民の声高に謳う内容なんかは甘い麻薬への誘いみたいなもので、日本の借金が大問題と考えている者から見ると、おまえらダチョウかよ、としか言えないような怖い内容に見えたりするわけです。
 (ダチョウの例は、ダチョウが隠れるときはアタマだけを草原に隠すことを例にね)
 すごく好意的な批評をすれば、民主、自民その他は先1〜2年のことしか考えていないが、幸福実現党の内容は50年後を見据えているんです。


 ま、当然ながら準備不足だし、明らかに浸透が不足しているし、宗教団体を前面に押し立てているから(そうみえるから)カルトの怖さ故にコメントできないわけですが、ここのやつらが、単に「権力を欲しくなった」だのそのような短絡な理由で立候補していないことは個人的に見て取れます。
 その手の危機感を軸に動く、というのはもっともだと思うのでここの主旨は面白いなあと思いました。


 民主も自民も、借金を増やさないことがっていったってウェブで探せば見える日本の借金時計なんか見れば怖くてしょうがないのが本当。
 むしろ減らすことを確約して欲しかった。もう少し先の未来を確約して欲しかった。


 ま、ともかく、そういう意味で、やはり内容は大ざっぱだったしもう少し戦略を練って、なんというかカルトと思われないような状況を作り出して再びがんばって欲しいですかね。