高村光太郎

 少し前の話ですが、高校生が文学史を覚えるために作品名と著者を覚えていたのですが、


 「えーおぼえられんよー」


 と文句を言いながら、「小林一茶、おらが春。おらが春、小林一茶・・・・」と呪文のように唱える。


 で、来たよ高村光太郎「道程」。


 「高村光太郎、道程・・・高村光太郎、道程。道程、光太郎・・・光太郎道程・・・・」


 何遍繰り返すんだよとw


 もう、笑っては行けないハイスクールをガチで体験した気分だった。
 華麗に突っ込みを入れればいいとも言えるのだけど、結構素朴な奴でもちろんその意味も知らずに、なぜ俺が苦しんだかも知らずに繰り返しているところを止めていわゆるシモネタを話す根性はなかった。


 他に二人聞いていた者がいたけど、男の子の方は気付いていなくて、女の子の方は気付いていたネー、笑いをこらえていた。


 「光太郎、道程、高村光太郎、道程」


 他より多く繰り返すんじゃネーよw