おジャ魔女シリーズ
おジャ魔女シリーズを「全て」見終えました。
痛いと思われようとしょうがないですが、最初はおジャ魔女系の音楽に魅せられて見るようになったのですが、これが何というか非常に完成度が高いアニメ。
各シリーズの完成度が非常に高いのも確かですが、最後のドカーンの最終話に続く話は涙無くしては見ることが出来ないものになっています。
この少女アニメを見ていると言ったら、好んでいると言ったら第一印象完全にいわゆるロリコンヲタにしか見えませんが、それには敢えて反論を申し上げたい。
おジャ魔女の話は、まず痛いシーンは限りなく少ない。まあ萌えようと思えば萌えられるんでしょうが、少なくともそういう見方だけでこの作品は楽しむものではない。
彼女たちの一生懸命さに感動したり、各キャラクタを使ったギャグの数々、そういう部分ももちろんある。
しかし、それ以上にこのアニメが社会問題を正面から扱っているところがものすごいのです。
よく考えると登場人物からして実は重いテーマを抱えたもの達である事にも気付く。
そして、実はこれだけのシリーズを通じてどれみと同じクラスになった者たち一人一人に対しても詳細な記述をするにいたり、その各個人達が彼らなりに重いテーマを抱えていたりもするから驚きます。
子ども達に見せるアニメ・・・その絵と話の展開はしっかりと子ども達に見せて面白くなるようになっていますが、その内容は決して子ども達だけのために作られたものではなく大人達へも問いかける・・・
いわゆる、ちょっと油断できない作品だ。