テレビ番組と言ったら、今はビデオに録ってみているのだめとパトレイバーぐらいか・・・
 テレビっ子と呼ばれた時代を通り過ぎたヲレも衰えたモンだぜ。


 というのはともかく、今日はNHKNHKスペシャル「赤ちゃん・成長の不思議な道のり」を見た。


 前半は見ることが出来ず、あおいくんが様々な端子を付けて撮影されたところから。


 生後1ヶ月、3ヶ月、9ヶ月だったかな、その際の手足の動きをバーチャルリアリティの座標測定器のような奴(例え悪し)
で調べた結果ですが、9ヶ月後>1ヶ月後>3ヶ月後、というように一時動きがあまり無くなる時期があるそうな。
 でまあ、この科学的根拠として脳のシナプスの組み替えの様子なんかが挙げられているわけですが、
この事実って、子ども達に教えていたり、あるいは自分が学習した過程を考えても思い当たる節があるんですよね。


 面白い現象として観測しているのが、


 初めて教えたときには確実に理解して、かつ確実に作業をこなすことが出来る


 優秀かどうかは関係なく、初めての時には結構うまく作業が出来るんです。


 1日たつと、先の完成度はどこへやら、すっかり出来ない君が現れ始め、もう一度同じ説明をすれども前回より能力が劣る。


 個人差はありますが、その場での機転が利く小賢しい奴であればあるほど、全然できなくなってしまい、復活が難しい。


 その後、そこを乗り越えたもの達は完全に自分の物として獲得し次の段階へ進んでいく


 だいたいこの流れで、優秀な人間はこの周期が短いのではないかと思っています。
 これが脳のシナプスの構築に裏打ちされた理屈だとすると、・・・さてどういうやり方が望ましいか。
 さしあたって前から自分は、
「今は出来るけど次の授業で出来るかどうかで理解しているかどうか決まるんだぜ」
「おおーおまえら今余裕でやってやがるな。でも次にやると出来ないんだぜ。」

 と毎回言っていますので、その認識を軸に勉強してくれるようにやってますけどね。


 あと赤ちゃんの話に戻ると、学習環境でもっとも大切なこととしてやはり人とのふれあい。
 語学に関してテレビで見せるだけでは学習せず、目の前に来て見せると学習能力が向上したそうだ。
 さらに、赤ちゃんのハイハイ、タッチなど各段階の進みも同じ年代のこと一緒にいる事で促進されるきらいがあるとか。


 所詮人は人でしかなく、メディアがあればいいって物ではないってことはまあ、当たり前だ罠。