子供を預かって授業をしたりしていると、正直どういう子が伸びるのかはだいたいわかります。
 それよりもどういう子が伸びないのか、の方が問題なわけで今日はその話を。
 塾に入ってきた当初まあとにかくやる気がないのでこりゃあ厳しいなと思っていましたが、それでも少しマジでやると結構いい感じに問題を解くことができることは確認しました。


 まあそもそも自分は嘘を言うのが下手なんで、こういうのを確認していたのが大きいのですが、きちんとほめてあげるわけですね。
 このほめ方というのがいろんな方向から聞こえるようにするといい。
 すなわち、自分もほめますが、親御さんにも「こういう面がありましたよ」と報告することで親からも聞く。同僚に話せばその話をするかもしれない・・・
 こうやって、「既成事実」として築き上げておくと、勉強をやる目つきが変わってくるんですね。
 いや、今回この策略が見事にはまり始めてやる気を出した子がいたのでまあとにかくうれしかったと。


 これでこちらの授業も空振りではなく相手の心に訴えることができるようになると思いました。