笑っていいともグランドフィナーレをみた。
実はまだ明石家さんま登場から(念のために書くけどほぼ全体で敬称略で)とんねるず退場あたりまでしか見ていないのだけど、非常に見ごたえがあった。
まず単純に、ダウンタウン登場から緊張感がみなぎっていたところが面白かった。
普通では見られないミスがオープニングから多数散見されてたからね。
松本が何かを話そうとしていたのを浜田その他が聞く余裕がなかった。松本もそういう意味では話し始めるタイミングを少し逸していて、あとでしっかりと話したかったことを言いなおしていたね。
普通芸人って言うのは、特に関西勢のノリであるがいわゆるコンパにおけるあうんの呼吸の様なもので流れを作るところがある。
そういうの正月の番組なんかを見ていると非常によく分かる。
今回、ダウンタウンとさんまだけであったならそういうのりのあり方が当然つかめて当たり前であったはずだが、最初から松本、浜田がある意味余裕がなくて同時にことを起こそうとして松本が時期を逸したのだ。
そのあとの立て直しは、さんまと松本で、こういっちゃあなんだけど松本が若手芸人がガッといく感じで声を張り上げて要所をおさえていたのが非常にうまかった。
むしろ若手だった頃の松本ならやらなかったんじゃないかという、久々の緊張した雰囲気がなせるわざであったか。(DXで鍛えたのりであったことはまちがいないとは思う)
その後もそういうミスがあったがひとまず落ち着いて浜田がさんまを扱い進行し、松本がウンナンに話を振りいわゆるだれもが気になる南原さん裏番組やってるですやんの部分を綺麗に流す。
松本が話そうとするところで南原がミス。
でとんねるず登場、これは盛り上がった。あの出方はもうまさにとんねるずだった。
もしかしたらあらかじめの予定かもしれないが、でも緊張感だけはあった。やはり生番組だからね。
惜しむらくは爆笑問題が出るタイミングがまた松本が何か言うタイミングで被ったことだったんだが、これも難しいところだった。
あそこで出ないと多分その後の石橋のキーマンのネタがあそこで使われたはずだが、そこで落ち着くと爆笑問題、ナイナイあたりの出番が難しくなったかもしれない。
その後は、こう言っちゃあなんだけどノリが全く違う、毒が多めの太田が相変わらずのウザさで「お前邪魔だから、ほかのやつらに話ふれ」的な毎度の展開を持ち込み、
浜田、田中のダブル突っ込みと、やはり仕切りの入れ方がうまい中居(場違い感があって、入るのは見事だがその後違和感があるて言うw)で、とんねるずが話をやっとできて、で太田が雰囲気をおかしくさせて、そこで松本が正すというながれ。サンコンで上手く流していたと。
ナイナイ岡村もらしさがでていた。
木梨は正直笑っていいともレギュラーでの行動がけっこうはずしていた感が多いけど、今回のように落ち着いた流れをまた新たな登場人物を入れることで盛り上げていく、という役割は上手かったと思う。
目立てばいいという芸風ばっかりでも仕方ないからね。
さんまはとにかくうまかった。てか、あのちゃちゃの入れ方が昔のさんまだよなあと。いやでもあれはほんと上手い。生に強いなぁ。それをさばいた浜田も見事。
ダウンタウン生に強いなぁ。
以上、とにかくさんまとダウンタウンと石橋は生で強い感じがした。
てかよく太田を生で使ってたなぁ。
と言う感想でした。
おっと書き忘れていた。柳沢慎吾の安定感は異常。