れる・られる

 文章を直す際にたいていこの「れる・られる」に引っ掛かる。
 簡単にいえば先行詞(って国語で使っちゃだめだろ的な汗)が五段活用動詞のときは「れる」でその他は「られる」と覚えると手っ取り早い。
 だけど「れる・られる」は受け身可能自発尊敬の4つの意味があるが、可能の意味に限り五段活用動詞だけは可能動詞に変えてしまうことが多い。
 例えば「言う」+「れる」=「言われる」だが同様の可能動詞「言える」が存在するのでこちらを使う。
 おそらくその感覚がその他の活用動詞に対する「ら抜き言葉」を生み出しているのではないかと思うが、「着る」+「られる」=「着られる」なのだけど可能動詞の如く「可能」のときには「着れる」と言ってしまいがちだと言う話。
 「来られたわ」
 「来れたわ」
 後者が可能の意味しか取れないのはメリットだと思うんだけどねえ。


 あとついでに上記の語尾の「わ」は「は」じゃないかと言う疑問は持ったことないだろうか。
「こんにちわ」→「こんにちは」の如くと言う奴の影響で……
 正解は終助詞「わ」でおk。
 この「わ」は
 「雨にぬれるわ、雷が落ちるわでもう大変だった」○
 「雨にぬれるは、雷が落ちるはでもう大変だった」×
 のような奴もある。
 以上です。でわでわー(^^)


 後付けで直すけど、「られる」がつくのは五段活用動詞と例のとおりカ行変格活用動詞(汗)
 あとこっちは意図的にやったけど、でわでわーは一応間違ってるということで汗→ではではー